新型コロナウィルス感染症について

　日頃より、当施設諸事業へのご理解とご協力を頂きありがとうございます。4月8日にお知らせしました後の経過と現状の報告をさせていただきます。

　4月5日に入居者1名、4月6日に入居者2名と職員1名4月13日の全入居者ＰＣＲ検査の結果入居者2名が陽性と診断されました。合計で入居者5名、職員4名が陽性と診断されました。これを受け、併設医療機関であるすみれ病院はじめ、所管保健所や専門医療機関の指導指示のもと、陽性の方には専門病院への入院までの支援をおこない、濃厚接触者の健康観察と迅速な検査、症状に合わせた処置を行っています。その他、全入居者の健康観察にとりくみ、発熱などの症状があればすぐにすみれ病院と連携して検査受検につなげ、感染症が拡大していないか念入りに確認を進めてきました。

　4月26日現在の罹患者の状況としましては、入居者3名が入院療養中、1名が入院されないまま体調回復し隔離解除となっており、職員3名が自宅療養中、1名が隔離解除されて職場復帰しております。
　なお、大変残念ながら、罹患された入居者のうち1名が入院療養先で逝去されました。心よりご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様には心よりお悔やみ申し上げます。

　4月21日に行った全職員ＰＣＲ検査の結果、全員陰性が確認されたのをはじめ、13日以降新規の陽性患者が出ていないこと、4月26日をもって濃厚接触者の健康観察期間が終了することから、大阪市保健所の助言に基づき、4月30日まで全入居者・職員の念入りな健康観察措置（1日2回検温等）・フロア間移動制限などの感染対策を継続し、状況に変化がなければ、集団感染対応は解除となる見通しです。
　ただし、大阪府に対する緊急事態宣言発出にともない、4月末まで中止としておりました窓越し面会を含めた面会対応は、5月11日までひきつづき中止といたします。入居者に体調不良や感染症を疑う状況がありましたら、これまでどおり医療につなげる措置をとり、ご家族様に経過を報告してまいります。
　日々の様子につきましては、このたびのようなお手紙や、当施設ホームページでも適宜お知らせしてまいりますので、ご確認ください。


　関係者の皆様にはご心配をおかけし、大変申し訳ありません。現状をご理解いただき、引き続きご協力をよろしくお願い申し上げます。